富山県生活協同組合

『福島復興支援 視察交流ツアー』を開催しました。

2017年8月25日(金)~26日(土)福島復興支援視察交流ツアー開催しました。

 

東日本大震災から6年。地震・津波とともに起こった原発事故は、今もなお福島の復興に大きな影響を及ぼしています。

今回は富山県生協、CO・OPとやま、富山県生協連、富山県消費者協会の4団体から38名が参加しました。県生協からは、組合員、役職員あわせて19名が参加しました。

今回の視察交流ツアーは、復興が進んでいることろ、まだ進んでいないところの両方を実感しようと富岡町、浪江町、南相馬市、飯舘村を中心とした視察や桃狩り体験、直売所等でのお買い物もしました。

夜の交流会では、仮設住宅にお住まいの4名の方々にもご参加いただき、震災当時のお話をしてくださいました。

 

 

視察日程

1日目被災地の視察・交流を通じて現状を把握しよう

①磐越自動車道、常磐自動車道を通って双葉郡富岡町へ

②双葉郡大熊町、双葉町、浪江町、内陸へ入って飯舘村を視察

③福島市飯坂温泉に宿泊

 

2日目買って福島を支えよう

①あづま果樹園 桃狩り

②吾妻の駅ここら JA直売所

②コープふくしま コープマート方木田店

 1日目 浜通り~飯館村 

~ 津波と原発事故の被害を受けた地域と、避難指示が解除されたばかりの地域の視察~

 

1日目は磐越自動車道~常磐自動車道を通り、富岡町を目指しました。

 

【富岡町周辺視察】

桜の名所夜ノ森の桜並木です。

桜の名所夜ノ森の桜並木です。

今なお多くのフレコンバックが残っています。

今なお多くのフレコンバックが残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島第二原発を遠くから眺めています。

福島第二原発を遠くから眺めています。

 

富岡町子安橋周辺では遠くから

第二原発を遠くに見る事が出来、

福島の抱える原発問題について

学びました。

 

 

 

 

復旧された富岡駅です。

復旧された富岡駅です。人影はありません。

新しくできたホテルです。

前回の福島視察ツアーではありませんでした。

新しくできたアパートです。

新しく作られた災害公営住宅です。

 

 復旧された富岡駅周辺では人影がみられないにもかかわらず、人が生活する建物が半年足らずで作られていました。

 

 

【浪江町請戸周辺・浪江駅周辺視察】

一階部分が完全に津波に遭い仕切り戸がなく吹き抜けになっていました。

請戸小学校です。一階部分は完全に津波に遭い吹き抜けになっています。

フレコンバックを焼却している施設です。

除染廃棄物を焼却している施設です。

 

 

 

 

 

 

 

この地域は、平成29年3月10日に避難指示解除されたばかりの地域です。↓↓                     

黄色い

黄色いテープが貼られている箇所は崩れる恐れがある箇所です。

黄色いテープは崩れる恐れがありと示されています。

浪江町商店街の様子です。人影がなく静寂に包まれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ仙台方面しか電車が動いていません。

まだ仙台方面しか電車が動いていません。

浪江駅にも空間線量測定器がありました。

浪江駅にも空間線量測定器がありました。

 

 

 

 

 

 

平成29年の3月10日に避難指示が解除され、4月1日には、6年ぶりにJR常磐線の浪江~小高間が運行再開されました。いっけんすると浪江町も復興は着実に進んでいるのではと思われるかもしれません。しかし浪江町の商店街通りでは、今なお震災当時のまま崩れ落ちそうな建物が残っていました。また、人影もなく復興という言葉の本質は何なのかを考えさせられました。

 

【飯舘村 道の駅 までい館】

飯舘村ではお盆に新しくオープンした『道の駅までい館』を訪れました。

おしゃれな雰囲気の建物の中には、レストランや地元の食材、お花が販売されていました。

8月11日にオープンしたばかりの飯舘村の新しい顔です。

8月12日にオープンしたばかりの飯舘村の新しい顔です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【夕食懇親交流会 飯坂温泉】 

富山県生協から反魂丹をお土産として渡しました。

富山銘菓の反魂丹をお土産として渡しました。

消費者協会からのお土産は小物ケースなど手作り品でした。

消費者協会からのお土産は小物ケースなど手作り品でした。

富山県生協から富山県産の杉の木で作られたコースターをコープふくしまの子育て支援に使って頂く為にプレゼントを渡しました。

富山県生協から富山県産の杉の木で作られたコースターをコープふくしまの子育て支援に使って頂く為にプレゼントを渡しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

夕食懇親交流会では視察に協力して下さったコープふくしまの宍戸常務理事と日野理事、富山県生協から仮設住宅サロンへ富山のお菓子を送っていることがご縁で仮設住宅にお住いの4名の方々をお招きし参加者と交流しました。仮設住宅にお住まいの方々との交流では、被災された時の様子や辛いと思われる思い出などについても話してくださいました。

 

2日目 桃狩り~コープマート万木田

2日目は福島を買って支える取り組みとして、福島の代表的な特産品の桃狩りに行きました。

あづま果樹園の広大な敷地にはたくさんの桃が実っていて、参加者みんなで取れたての桃をおいしくいただきました。

 

【あづま果樹園 桃狩り】

福島の桃綺麗です

今年は天候が悪い日が続きましたが、鮮やかに実って綺麗な色をしていました。

 

採れたての桃を剥いて食べている様子です。

採れたての桃を剥いて食べている様子です。

みずみずしくおいしい桃に舌を打っていました。

みずみずしくおいしい桃に舌を打っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【吾妻の駅ここら(JA直売所)】

大量の

桃をはじめ果物と野菜がたくさん販売されていました。レジカウンターも行列が出貴ており活気に満ち溢れていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【コープマート万木田】

コープふくしまの店舗にてお買い物を楽しみました。

富山県ではコープ商品を扱っているスーパーは少ない事もあってか陳列棚にコープ商品が並んでいる不思議な感覚がしたといった参加者の声もありました。

 

ツアー参加者の感想


・自分の眼で復興がどれだけ進んでいるか確かめたかった。

・いたる所に行き場所を失った除染廃棄物が入ったフレコンバックがいっぱい有り驚きました。

・帰還困難区域と居住制限区域が道路1つで向かい合っている箇所があることが分かりました。

・原発事故の恐ろしさを忘れたくないと思いました。

・二階建ての一階が空洞のお家、まだ新しい家の屋根が無残に壊れていたのを眼にし、安住の地を奪われ 

 た辛さは計り知れないと思いました。

・報道されている内容と自分の眼で見て耳で聴くのと報道されている内容がかなり違っていたことに驚いた。


 

ツアーに参加した事務局の感想・・・

 

百聞は一見に如かず。今回このツアーに参加して感じたことです。

 

新聞やニュースなどで福島の現状を知ることは出来ますが、実際に自分自身の目でみた福島の現状は生々しく、現実を突き付けられた気がしました。震災から6年が経った今も、当時の爪痕はいたるところに残っていました。その爪痕は津波被害であり原発被害であり風評被害であり、その被害は今なお解決されていません。

今回特に印象に残ったのは浪江町周辺の視察です。避難指示が解除され暮らしに平穏が戻っているのではと思っていましたが、浪江商店街には震災当時の被災した姿が残されており、人影もなく静寂な雰囲気に包まれていました。放射能に対する不安を拭いきれない住民の気持ちを汲んでいなかった自分に安易な考え方をしていた自分に腹立だしくさえ思えました。

富山県生協は今後も福島の方々との交流を続け、変化していく福島の〝現状〟を組合員の皆さんにもお伝えしていきたいと思います。

 

その場に行ったからこそ分かることがある。

今回参加して福島の現状を知る事が出来て良かったです。


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