富山県生活協同組合

第9回「10の基本ケア」プロジェクト学習会を行いました

12月17日(火)第9回「10の基本ケア」プロジェクトチーム学習会は、

「夢中になれることをする」の事例報告を行いました。

 今回は次の4事例が発表され、考察と今後の課題について話し合いました。

 

【事例1】そろばんの計算は、仕事をしていた時のことを思い出したように生き生きと取り組まれ

     ました。しかし暫くすると興味を示されなくなり、再度「したいこと」の聞き取りを

     実施しました。「ダンスがしたい」という希望があり、職員とワルツを楽しそうに踊ら

     れました。今後も継続してダンスを楽しんで頂くと共に、他にも夢中になれることを

     会話を通して見つけていきます。

 

【事例2】昔から字を書くことが好きだったことから、こ本人専用のノートを作りました。

     とても大切にされ、書写のプリントや好きな歌詞を書き写すなどしながら、他者との

     会話も増え、以前よりベッドで休むことが少なくなりました。

 

【事例3】布団で休まれることが多く、他の利用者との積極的な関わりは見られない方でしたが、

    本人の希望により、職員と将棋の対戦したところ、真剣かつ楽しそうな表情で取り組まれ

    ました。また、対戦に興味を持った他の利用者様が数人が集まり、会話も弾み、その場が

    明るい雰囲気となりました。今後、ボランティアさんにも協力を頂きながら、継続して

    いきます。

 

【事例4】帰宅願望も強く見られ、玄関と自席を往復されることが度々ありましたが、昔裁縫を

     習っておられたことから、得意な縫い物をする取り組みを開始しました。

     自ら「やろうか?」と率先して縫い物を引き受けて下さるようになり、集中して取り

     組まれ、表情も穏やかになりました。

 

  意見交換を通して、まずは自分の好きなことに取り組むことを第1歩とし、ご利用者様が主と

  なって動ける環境を作っていくこと。また、夢中になれるレクリエーションで、笑顔を引出し

  ながら体を動かすゲームリハビリについて話し合いました。  

 

  学習会後には、12月9日(月)に福井県民生協 岡保きらめきで開催された「生協10の基本ケア

  講座」について意見交換を行いました。

  第1章~第5章の講義・実践、更に福井県民生協職員との交流を通して、自立支援のために自分たちが

  できることを明確に意識する、大変有意義な研修となりました。

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  参加職員の感想

  thumbnail of 女性職員「どのように10の基本ケアを現場で展開していったのか、とても参考になりました。

  自施設でも、まずは対象の方1~2名にできることから実践を重ね、成功事例をつくりながら職員

  全員が行えるように展開していきたいです」

  thumbnail of LMIGHTYEX-無題「自分のしているケアが本当に自立支援に繋がっているのか考えさせられました。

  ご利用者様のできることを奪わないよう、待つことを大切にしていきます。」